Infertility treatment 一般不妊治療

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一般不妊治療

不妊症とは

妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、1年以上妊娠できない状態のこといいます。

不妊期間が1年未満であってもご不安な場合などはご相談ください。

当院での不妊治療について

当院ではタイミング療法から人工授精までの一般不妊治療を行っています。

不妊原因が特定されず、一般不妊治療を適切に行っても妊娠に至らない場合は体外受精という選択肢があります。

当院では体外受精をおこなっておりませんが、連携施設や専門施設へのご紹介も可能ですのでご相談ください。

また、不妊症というわけではないけど二人目、三人目が早く欲しいのでまずタイミングだけ見てほしいというようなご希望についても個々人の状況に合わせて承っているのでご相談ください。

当院での不妊治療の流れ

1.初診

問診やご希望を確認し超音波検査、一部施行可能な検査を行います。

2.当院の検査内容/実施時期

  • 内診/超音波検査 初診時
  • 基礎ホルモン検査(LH、FSH、PRL、E2、TSH、fT4):月経3~5日目
  • 卵管通水検査:月経7~10日目
  • 黄体期ホルモン検査
  • 精液検査:要予約

その他オプション検査(自費)

  • AMH
  • 抗精子抗体

3.当院での治療について

1.タイミング療法

超音波やホルモン検査、尿中LH検査などで排卵日を推定し性交渉のタイミングを指導する治療法です。状況に応じて排卵誘発法を行います。

月経が28~32日周期の場合、月経開始後12~14日頃に超音波検査を行います。

2.排卵誘発法

排卵障害のある方には、排卵誘発剤を使用します。まずは内服薬(セキソビット、クロミフェン、レトロゾール)を使用しますが、無効の場合は注射の排卵誘発剤を使用することがあります。タイミング療法や人工授精を併用します。

3.人工授精(AIH)

精子が少ない、運動率が低い、性交障害がある、タイミング療法で妊娠が成立しないなどの場合に適応となります。

排卵日に合わせて、ご主人に精液を採取していただき、精液を調整して良好な運動精子を集め、専用注射器で子宮内に直接注入する方法です。当院ではミグリス法を用いて精子の調整を行います。

人工授精や体外受精を行う時の精子の調整には、遠心分離を用いることが一般的ですが、遠心分離機で高速の回転をかけることで精子に対して物理的ダメージを与えることや精子のDNA損傷の増加が懸念されてきました。ミグリスによる精子調整では遠心分離を行わないため、従来の遠心分離を用いた方法よりも精子への物理的ダメージが少なく、精子にやさしい精子調整方法となります。

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